お役立ちコラム|大阪・神戸・京都の資材搬入(荷揚げ・揚重)サービスは株式会社無想

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荷揚げとは?どんな仕事をする?

ここ最近、求人募集で増えている「荷揚げ」という仕事。
「具体的な仕事内容は?」「未経験でも働ける?」など、疑問に思う人も多いでしょう。
荷揚げの作業内容はシンプルなので、未経験でもすぐ取り組める仕事です。
ただし、会社によって雇用形態や給与体系が異なるので、働く前にある程度、状況を把握しておいた方がいいでしょう。
荷揚げとは何か、作業内容や働いている年齢層などについて、詳しく紹介します。

荷揚げとは?

荷揚げとは、トラックに積み込まれた建築資材を、建設現場の指定された場所まで運ぶ仕事です。
基本的に手作業による運搬ですが、作業現場によって資材が積まれているトラックから荷揚げする場所まで遠いケースがあります。
そのような場合は、クレーンやフォークリフトなどの機械を使い運搬します。
作業内容は「資材の運搬、搬入」ですが、実際は体力と注意力を要する仕事のため、安易な気持ちで取り組むと大ケガをする恐れがあります。
荷揚げは「力仕事」といわれていますが、現場によって女性の作業員もいるので、すべてが重量のある運搬物とは限りません。

荷揚げと荷上げは意味が違うの?

求人募集でよく見かける「荷揚げ」という文字、他にも「荷上げ」と表記する場合もあります。
2つの文字は「にあげ」という読み方も、「積荷を陸へあげる」という意味も同じです。
揚げるという漢字は、「凧を揚げる、旗を揚げる」など、高い位置へあげる際に使用します。
一方、上げるという漢字は「荷物を棚へ上げる、手を上げる」などに使いますが、どちらも高い場所へあげる意味があるので、どちらの表記を使っても問題ありません。

荷揚げの具体的な仕事内容

荷揚げの仕事は、作業現場によって運搬物が異なります。
例えば、住宅の内装で使用する石膏ボードやフローリング材、床材の下に敷くパーチと呼ばれる重量のある資材、病院の放射線室で使う鉛ボードなどを運びます。
トラックには、1枚10キロ以上の資材が何十枚と積み込まれており、数人の作業員で流れ作業のように指定場所まで運ばなくてはいけません。
搬入場所が1階であればいいのですが、中には4階まで階段で運ぶという現場もあります。
1日に何度も階段を上り下りするので、腕だけではなく全身の肉体疲労を感じるでしょう。

荷揚げの1日の流れ

現場によって荷揚げの仕事の流れは異なりますが、一例として1日の流れを紹介します。

8:00 現場へ到着後、挨拶や軽い運動、ミーティング(資材運搬の確認作業)
8:20 作業準備をして仕事スタート
10:00 休憩(現場により30分の休憩)
10:15 作業開始
11:30 作業終了(次の現場へ移動&休憩)
13:00 作業開始
15:00 休憩(現場により30分の休憩)
15:15 作業開始
16:00 仕事終了

荷揚げは、1つの現場を3時間単位で終えるケースが多く、1日に2~3つの現場を回って作業する場合もあります。
また、より効率よく運ぶルートを考え、現場の仲間と協力することで、予定時刻より早く終われます。
荷揚げはチームワークを必要とする仕事のため、作業に対するアイディアやコミュニケーション力が大切です。

荷揚げの雇用形態は正社員?派遣?

荷揚げの仕事は、一人親方の個人事業主として働いている人もいれば、正社員として雇用する会社、都合に合わせて働ける派遣会社など、雇用形態はさまざまです。
荷揚げの仕事は1つの現場で長期間作業するわけではなく、資材を運搬する時のみ必要とします。
そのため、作業を必要とする場合は、荷揚げ専門の会社やさまざまな経歴を持つ派遣会社へ
お願いするケースが多いです。
荷揚げの仕事を正社員で採用する会社の多くが、社会保険や家族手当など福利厚生を用意しています。
家族がいる人や長いスパンで安定した仕事をしたい人は、正社員で採用する荷揚げの会社を見つけるのがいいでしょう。

荷揚げの仕事はどんな人が働いている?

荷揚げの仕事は力を必要とするため、20代から30代の若い男性が中心に働いています。
資格や免許、経験不問で働ける会社が多いので、前職はさまざまな経歴の持ち主がいます。
例えば、以前はIT関係の仕事をしていた人やフリーター、大学に在学中の学生など、多彩な経歴の方がいるので、建築関係の仕事をしたことがなくても問題ありません。
資格不問で働けますが、クレーンやチェーンブロックなどの揚重機、フォークリフト、玉掛けなどの免許を保有していると、給与面の優遇や現場回数が増えやすいです。

身だしなみに厳しい?

荷揚げは、身だしなみより、体力とやる気を重視する仕事です。
そのため、ヘアカラーやピアスをしていても大きな問題はありません。
ただし、仕事に悪影響を与えるような箇所のピアス、ふさわしくない服装には注意しましょう。
荷揚げは、電動ノコギリを使う職人の近くや、釘の刺さった廃材などが落ちている中で作業するため、注意を怠ると大きな事故につながる仕事です。
中でも、トラックから建築資材を運搬する際は、荷崩れによる死亡事故も起きています。
安全重視で身だしなみを考えなくてはいけません。

荷揚げの仕事は稼げる?給料について

荷揚げはたくさんの職種の中でも、比較的稼げる仕事です。
平均給料の低い地方でも、日給1万円以上、時給1,000円以上が一般的です。
また現場が遠方の場合、出張手当が別途支給されたり、作業に必要な免許保有者には特別手当が加算されたりと、待遇は悪くありません。
1つの現場あたり○○円と決まっている場合や日給で計算する場合、予定時刻より早く終わっても減給がないので効率よく稼げるでしょう。
現場回数や会社によって月収50万以上稼ぐ作業員もいるので、まとまったお金を稼ぎたい人におすすめです。

まとめ|荷揚げは達成感のある仕事

荷揚げは「トラックに積まれた荷物を指定の場所へ運搬・搬入する」仕事です。
未経験でもすぐ始められる仕事ですが、建設現場は他の作業もしているので、一定の注意力も必要でしょう。
会社によりますが、基本的に直行直帰の仕事で、予定より早く終わると作業は終了です。
仕事内容に対して給与面は高待遇のため、働くメリットは高い仕事といえます。

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