お役立ちコラム|大阪・神戸・京都の資材搬入(荷揚げ・揚重)サービスは株式会社無想

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資材搬入は危険?デメリットはある?

資材搬入の仕事は、重量のある建築資材から体力をあまり使わない軽量の物まで、さまざまな運搬作業があります。
重い資材を一人で運んだり周囲に注意せず行動したりすると、命の危険性もあります。
目先だけで仕事内容に取り組んでしまうと、取り返しのつかないケースもあるので、資材搬入の危険性を事前に知っておくことは大切です。
仕事をする上でのデメリットも、一緒に確認しておきましょう。

資材搬入は危険?仕事内容とは

資材搬入の仕事内容は、指定された場所へさまざまな資材や荷物を運ぶ仕事です。
具体的には、コンサート会場や舞台などの組み立てに必要な架設足場や機材、デパートのイベント会場に必要な陳列棚の設置、事務移転に伴う機器の運搬などです。
運ぶ資材は現場によって違うため、軽くて小さな物から一人で運搬するのは難しい重くて大きな物まであります。
現場にはたくさん働いている人がいるので、周囲を気遣いながら作業をしなくてはなりません。
不注意から大ケガにつながるケースもあるので、気を付ける必要があります。
仕事内容はシンプルですが、危険を伴いやすい作業といえるでしょう。

資材搬入はデメリットが多い仕事?

資材搬入は、数ある職種の中でもっとも危険性が高く、働く人にとってデメリットが多いイメージが強い仕事です。
しかし、求人情報を見ると「未経験でも高時給で働ける」と大きなメリットもあります。
せっかく働く場所を見つけたのに、短期間で辞めてしまうのは就活時間と労力のムダです。
どういったデメリットがあるのか、働く前に確認しておくことで短期退職を回避できますよ。

しばらく肉体疲労が続く

資材搬入の仕事は、常に体を動かします。
そのため、たった1日の仕事でも、翌日は腕が上がらないほどの筋肉痛や腰痛を感じる人も多いでしょう。
また、日頃から運動不足の人は、しばらく肉体疲労が続くため「次回の現場で思うように体を動かせない」といった悩みも出てきます。
現場によって、1日限りの単発の仕事から1週間以上ずっと同じ作業をする仕事もあるので、体力づくりは必須です。

注意しないとケガをする

多くの現場では、建築資材やオフィスに必要不可欠な機材(コピー機など)の機材を運びます。
重い資材が多いため、擦り傷や切り傷などのケガをする可能性もあります。
また、周囲を確認せずに作業してしまうと、骨折といった大きなケガを引き起こす可能性もあります。
自分自身を傷つけるだけではなく、一緒に働く相手へ大ケガを負わせる事故もあるので、危険を想定しながら作業しなくてはいけません。

現場監督に怒られやすい

現場には、必ず作業を指示する監督がいます。
また、1つの現場に100人規模の作業者がいる場合は、数班に分けて、チームリーダーの指導の元で働くケースもあるでしょう。
資材搬入の仕事は、上下関係に悩まない職種に思われがちですが、目的に向かって作業を進めなくてはいけません。
ミスをしたり計画通りに進まなかったりすると、上部から怒られる可能性もあります。

働ける日数は個人差がある

資材搬入は、イベント会場や工事現場がなくならない限り求められる仕事です。
さまざまな会社で求人募集をしていますが、働ける日数は個人差があります。
作業者の労力は一人ひとり違うので、力のない女性は体力重視の現場は勤務を断られるケースもあるでしょう。
働ける日数は人によって違うため、たくさん稼ぎたいと願っても叶わない場合もあります。

資材搬入でもっとも危険な時とは?

資材搬入はさまざまな危険予測をしながら、作業しなくてはいけません。
作業の中でもっとも危険な状況は、次の2つに多いです。

クレーンで荷物を下ろす時

重い荷物はクレーンで資材を釣り上げて、トラックや搬入先周辺へ荷降ろしします。
この時、荷物の下に人が入り込んでいるのを知らずに降ろしてしまったり、荷物が崩れてしまったりする危険があります。
過去には労働災害の事例もあります。
クレーンを使った資材搬入は、作業に合わせて玉掛け用具を用意し、周囲に危険がないか入念な確認が必要です。
また、搬入資材は床に直接置かずに、枕木やパレットの上に負いたり、荷崩れバンドは手で抑えながらカッターで切るなど、最後まで注意しなくてはいけません。

資材を人が運ぶ時

資材搬入は現場によって大きく異なり、また荷物を運ぶ人の力にも限界があります。
短時間で作業を終わらせるため、一度に運ぶ資材を多くしてしまうと、資材を落としたり壁を傷つけたりと、さまざまな危険性を伴います。
建築現場では、身長を超える木材や石膏ボードを運ぶケースも珍しくなく、足元が見えないまま搬入すると、転倒による命に係る事故も起こる可能性もあるでしょう。
資材を運ぶ時は最悪の危険も考慮して、複数の人で運搬したり横向きに移動しながら運んだりと、しっかりとした計画が必要です。

資材搬入は危険予知活動で危険を防げる

資材搬入は危険と隣り合わせの仕事でもあり、現場では常に安全面を重視して作業が進められます。
目視による安全面の確認だけでは不十分のため、現場によっては危険予知活動を自主的におこなう会社もあります。
危険予知活動とは、労働災害を未然に防ぐため、現場の作業状況で起こり得る危険を考え、話し合いながら対策を練り、作業中に実行することをいいます。
危険予知活動は頭文字から「KY活動」と呼ばれたり、KYKや危険予知トレーニング、危険予知訓練などと呼ばれたりと、会社によって名称が異なります。
危険予知活動をおこなうことで、資材搬入の労働災害は未然に防げるのです。

まとめ|資材搬入はさまざまな危険を考えよう

資材搬入の仕事はシンプルでありながら、体力や危険予測のために頭を使う作業です。
周囲を確認せずに作業を進めてしまうと、自分だけではなく、一緒に働く人を傷つける可能性もあるので十分注意して働くことが大切です。

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